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知多半島で1月に発生した鳥インフルエンザで被災した養鶏農家の再出発を後押ししようと、知多半島の同業者らでつくる知多養鶏農業協同組合(半田市)が、クラウドファンディング(CF)で寄付を募っているそうです。
「地域の食と養鶏業の未来を守らせてほしい」と協力を呼びかけています。5月20日まで。
詳しくはこちらの記事をご覧ください。
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年明けに常滑市の養鶏団地で発生した感染は半田市と阿久比町にも拡大。最終的に計13農場で、県内過去最多の186万羽が殺処分された。鳥インフルの「終息」に当たる「監視強化区域」の解除は、最初の発生から2カ月以上を要し、鶏卵の値段は今も高止まりが続く。
被災農家には、国が鶏の殺処分に伴う損失を手当金で補償。県も、手当金が支給されるまで無利子資金による「つなぎ融資」を行う。「それでも、再開に向けての経済的な課題は大きい」。CFを企画した同組合の養鶏農家、斎藤大士さん(46)は被災した仲間をおもんぱかる。
斎藤さんによると、再開には、鳥インフルが再び発生した場合に備えて鶏の埋却予定地の取得が必要。問屋を通さず直販をしている農家の場合、再開までに得意客が離れてしまう心配もある。さらに、順調に再開できても、被災前の飼育羽数まで完全に復活するまでには、年単位の期間がかかる場合もある。
CFは斎藤さんら組合の若手3人が中心となり、専門サイト「キャンプファイヤー」で3月中旬に始めた。「知多の養鶏農家を救え!鳥インフルエンザ被害からの復興支援プロジェクト」のタイトルで寄付を受け付けている。返礼品には被災農家が復活後に育てた鶏卵などを用意した。寄せられた善意は、被災農家のうち同組合に加盟する3社に分配し、感染対策の強化や生活再建に役立ててもらう。
被災農家は現在、経営再開に向け、鶏舎の消毒などを進めている。斎藤さんは「CFでの応援はお金の面だけでなく、将来に不安を抱えている被災農家にとって精神的な励みになる。少しでも応援してもらえたら」と話している。